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2012. 08. 16  
ノートを整理していたら、3年ほど前の秋に川瀬敏郎さんの講座を受けたさいのメモが出てきたので備忘に記す。

以前にも書いたので重複するかも知れない。

著書のものも含む。

「水の張り加減は心の張り加減」

「1本の花を見出してくるにも日本の歴史が根付く」

「投げ入れの花は自然の姿に学ことが何より大事」

「ばさっと丸ごといけるのが大事」

「こま切れは一番よくない」

「丸ごとすると人間の真意に関わらず本物が残ったりする」

「形式を求め続けて形式だけになってしまうのは恐ろしい」

「形式は人生の最期に考えればいい」

「何をやっているか分からない間に学ことは大事」

「全く反対のものもとってこれるようじゃないと。」

「ハレとケで言うとハレをやりつくした人が初めてケの花をできるのであってケだけ、茶花(侘び茶)だけやると花がやせてしまう」

「主役はいつの時代もあるが、脇役を揃えるのが本当に難しい。敷物とか机とか。」

「色を入れていく力がないと器がやせてしまう。」

「負けない花が一番良くない。 女の人もそう。負けたことがないと本当にすごいものは出来ない。」

「人間は意味を見出しがち。でも本当に美しいものは意味を持たない。
 人もそう。意味を持たない花にならないと。」

「花も人もピーク(盛り)を越えたくらいのところが一番美味しい。ちょっと越えすぎるとまずい。」

「道はよほどのことがないとつまらないものになる。」

「「良いですよ」と言われ続けたものだけやってもどうにもならない」



いま読んでも言葉が深すぎて、含蓄がありすぎて胸が重くなる。

消化しきれない。

到達している境地が遠すぎて見える気がしない。 


やれやれ。


http://www.shinchosha.co.jp/tonbo/blog/kawase/
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猿谷 学

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